サステナビリティSustainability

KHCグループは、自社のサービスと技術力によりサステナブルな社会の実現を目指します

SDGsの取り組み

SDGsとは

企業経営の道標となるSDGsとは、「持続可能な開発目標(Sustainable Development Goals)」のことです。社会が抱える問題を解決し、世界全体で2030年を目指して明るい未来を作るための17のゴールと169のターゲットで構成されています。

持続可能な開発目標(SDGs)
  • 2015年9月、ニューヨーク国連本部で開催された国連サミットにおいて、 193の加盟国の全会一致で採択された国際目標です。
  • 先進国も途上国もすべての国が関わって解決していく目標です。
  • 気候変動や格差などの幅広い課題の解決を目指しています。

KHCグループの取り組み

KHCグループは、国連が提唱するSDGs(持続可能な開発目標)の達成に向けた取り組みを推進し、地域の皆様とともに持続可能な地域社会の実現を目指していくために、以下7つのゴールを達成すべき重点項目として取り組んでまいります。

KHCグループは、「住生活産業として生み出した新たな価値により、地域や顧客に喜びや豊かさを供給する」という経営理念のもと、地域密着企業として地域社会の発展に貢献し、事業活動を通じてSDGsの達成に貢献することで、地域社会とともに持続的に成長していくことを目指してまいります。

地域密着企業として
安心して住まえる街づくり

造成から設計まで一貫して
  • 住まいづくりを通して、たくさんのご家族を笑顔にしてきた私たち。やがてその思いは膨らみ、一度にたくさんのご家族を幸せにしたい、と考えるようになりました。それはつまり「街づくり」。

    数邸の小規模分譲から、百邸単位の大規模分譲まで、すでに私たちには多くの実績があります。もちろん、どんなに規模が大きくても、細部まで心を込めてつくることに変わりはありません。
    一邸を丹念につくりあげる。その延長線上にあるのが「街づくり」です。 まずは、周辺環境を吟味し、将来的に"街"として発展しうる場所を選ぶ土地選定から。そして、街区内道路や公園、街並み景観といった街全体をプランニングしながら、一邸一邸の住まいをデザインしていきます。造成から設計まで一貫して。
    私たちがお届けしたいのは、住宅の価値だけでなく、完成した街そのものの価値なのです。

家も街も自然も全てトータルデザイン
  • 自然の恵みと調和する自然景

    周辺環境や地域特性を見極めながら、家づくりにおいても、街づくりにおいてもこだわりを追求できるのは、40年以上にわたり地域密着で培ってきた確かな技術と数多くの実績があるからです。

    神戸市垂水区高丸の分譲地「パールヒルズ高丸」は、教育・公園・医療・商業の全てがそろう好立地で、老若男女が過ごしやすい施設が充実。仕事にレジャーに子育てに、誰もが暮らしやすい永住にふさわしい環境です。
    開放感のある高台の立地を生かして、シンプルでモダンにデザインされた一邸一邸が個性豊かでありながら統一感のある美しい街並を形成しています。

新しい世代が循環し続ける街づくり
  • 空き家問題や街の衰退を解決する住まいづくり

    市街地での空き家が増加する一方、核家族化が進み、共働き世帯が6割を超えた今、都市部で駅近といった利便性を重視するニーズは高まっています。利便性は良いが狭小地であるため、利用価値がないとあきらめられた土地に、これからの住宅取得者層のニーズや感性に応える住まいづくりを提案しています。

    敷地条件や周辺環境をじっくり読み解き、16坪の狭小地に車庫スペースを確保しながら、「光」と「風」、「木」のぬくもりや心地良さを感じる豊かな暮らしをシンプルにデザイン。この住まいづくりの提案により、未利用の狭小地を再活用し、若い世代や子育て世代を呼び込み活力あるまちづくりの実現を図ります。

    空き家の増加は地域住民が減ることによるインフラ整備の停滞や、教育・医療・商業施設の撤退や廃業にもつながり、地域全体の活力や魅力を低下させます。
    「常に新しい世代が循環し続ける、元気な街をつくりたい。」
    そんな思いから生まれた住まいづくりの提案です。

住まいも、住み手も
永らく健康に暮らせる家づくり

温熱環境に配慮した住まいづくり
  • 私たちは、住む人の健康を考え、日本基準の家づくりを見直しました。現在の日本で評価されている断熱性能基準以上の独自の基準を設けて兵庫県において最適な断熱性能の住まいを提供しています。
    断熱性能の高い家で暮らすことで「冷えない、健康な暮らし」を実現し、住まう人の健康を守ります。また、一年中快適な室内環境、光熱費を抑えた経済的な住まいにもこだわっています。エアコンで効率よく、部屋を暖めたり涼しくできる快適かつ経済的な暮らしを実現するため、世界基準の高断熱な窓「サーモスX」、兵庫県南部に最適な断熱材、自然エネルギーを取り込むパッシブデザインにより、ずっと健康、ずっと快適で経済的な暮らしを実現します。

災害に強い家づくり
  • 私たちは地震大国と呼ばれる国に住んでいます。これからの家づくりは「ご家族の命」とともに、住まいという「財産」を守ることが大切です。耐震工法に加えることで地震の揺れを効率よく吸収する制振装置の採用や、「制震」にこだわった特殊な素材を使用した地震に強い家づくりを提案しています。

自然の恵みを未来へ引き継ぐ

全てのモデルハウスを
「CO2排出量ゼロ」で運営
  • 地球温暖化防止のため、日本の森林を守り、育てることは、木造住宅に携わる私たちの責務と考えています。
    全てのモデルハウス運営において仕様や設備では削減しきれないCO2 量を兵庫県養父市の市有林オフセットクレジット(J‑VER) により相殺( オフセット) することで、「CO2 排出量ゼロ」のモデルハウス運営を継続的に行い、温室効果ガス削減に貢献しています。

循環型資源を活用した中大規模木造建築
  • 木は伐採しても計画的に植林を行うことで半永久的に供給可能となる「循環型資源」であり、非常に環境に優しい構造材であると言えます。木が二酸化炭素を吸収し酸素を排出する「光合成」という性質は広く知られていますが、ある程度大きく成長した木は次第に光合成を行なわなくなるため、一定の時期が来たら伐採し、植林することで光合成を活性化することが重要となります。

    規模の大きい建築物を木で建てるということは「伐る→植える→育てる」という森林の循環サイクルを助け、地球の二酸化炭素削減に大きく貢献することができます。また、木造は鉄骨造(S造)や鉄筋コンクリート造(RC造)に比べて、資材調達から建物生産までの総合的なエネルギー消費量を「約1/2~1/3」に抑えることができるため、建築時にかかる環境への負担を軽減することにもつながります。

    私たちは住宅設計で培った、きめ細かい設計と「木構造」を熟知した適切な構造設計により、使う人に優しく、耐久性やコストパフォーマンスに優れた中大規模木造建築を提供しています。

持続可能な街づくりに貢献
  • 山陰・山陽・四国の杉を使用した無垢フローリングを標準採用しています。国産杉特有の柔らかい肌触りと温もり、調湿効果によって快適な室内空間を実現しています。

    赤ちゃんがハイハイしても安心な無垢の床。床は常に体に触れている部分です。抜け節などの埋め木の作業は、手のひらで撫でて感触を確かめながら丁寧に行っています。無意識でも心地いいと感じてもらえるように仕上がりにこだわっています。

    すべて女性の繊細な“手しごと”による表面のなめらかな仕上り。繊細な手のしごとが得意な女性スタッフが、節埋め作業やペーパー掛けなどの仕上げることで、「ストッキングが引っかからない」「赤ちゃんがハイハイしても気にならない」気持ちのいい床に仕上げています。

    木の個性を活かした床材の仕上げ。「気持ち良く無垢の床材を使って欲しい」その想いを実現するため、木材ひとつひとつ異なる個性を活かした仕上げを施し、自然素材の持つ魅力を最大限引き出します。

こんなところで作っています 
〜西粟倉村ってこんなところ〜

喜びと豊かさを地域の方々に

ものづくりの継承
    • 明石会場
    • 神戸会場
    • 加古川会場
    • 姫路会場
    地域住民の夏の思い出づくりに、併設会場ではゲームや屋台を楽しむことができる「夏祭り」を同時開催しています。
    (毎年、約500人の方々にご来場いただいています。)
  • 地域における社会貢献活動の一環として、兵庫県の神戸市・明石市・加古川市・姫路市の4会場において、小学生(1年生から6年生)を対象とした参加体験型イベント「夏休み工作大会」を毎年開催しています。

    子供たちは、貯金箱などの木を使った工作物を作る過程で、協力業者の大工さんから金槌などの大工道具の使い方を学びながら「ものづくり」に親しんでもらうとともに、工作の材料に建築木材の端材を再利用することにより、資源を大切にする心を学ぶことができます。また、近年、建築現場における大工を中心とした職人不足は業界内の深刻な問題となっており、工作大会での経験をきっかけに、「将来、大工さんになりたい」と思う子供たちが一人でも多く現れてくれればとの想いもあり、このイベントを開催しています。

    この取り組みは、当社グループが事業を展開する兵庫県播磨地域の子供たちへの「ものづくりの継承」を目的として2003 年にスタートしました。
    今後も当社グループは、住生活産業分野において地域密着による成長を目指す企業グループとして、住みよいまちづくりや地域社会の豊かな発展に貢献していきます。

地域の皆様への感謝
  • 楽器目録贈呈
  • 地域の方々に喜びや豊かさを供給創業以来安定した事業展開を継続できているのは、地域の方々のご理解とご協力あってのことと感謝しています。
    私たちは、その感謝の気持ちを込めて、子供たちの豊かな感性をはぐくむために小学校へ楽器の寄贈を行っています。小学校に通っている子供たちが卒業後もこの街に留まり、その子供たちが同じ小学校に通い世代から世代へと街づくりが受け継がれていってほしい。このような喜びや豊かさを地域の方々に供給することは地域密着企業である私たちの使命と考えています。

地域の皆様への感謝
  • ※はりNOVAとは、播磨(はりま)とノバ(nova:新しい)から成る造語で、「播磨の新しい祭りにしたい」という想いを込めて名付けました。
  • 兵庫県播磨地域の手仕事にこだわった衣・食・住に関わるモノやコトを集めて、つくり手と地域住民が直接触れ合うことのできる交流の場「はり NOVAフェスタ」を2018年より毎年開催しています。

    兵庫県明石市で創業した地域密着の住宅会社として、「播磨のモノやコトの素晴らしさを改めて感じて欲しい。」という想いから、「はり NOVA フェスタ」を企画。手づくりの雑貨や衣服、食べ物など播磨で活動している多くの方々に賛同いただき、実現に至りました。

    今後も、播磨の良さを伝え、地域のつながりをつくり、地産地消につなげる場を提供することで、地域社会の豊かな発展に貢献していきます。

感謝祭で交流イベント
  • ショーではお子さま達が劇団の方と身振り手振りを合わせて一緒になって踊ってくれたり、チーム対抗ミニゲームの長縄跳びでは、お父さんがお子さまを抱っこしたまま参加して下さったり、玉入れでは小さなお子様も一緒になって一生懸命頑張ってくれました。
  • お世話になっている施主様やこれから家づくりをご計画のお客様に、日頃のご愛顧への感謝の気持ちを込めて、お客様感謝祭を定期的に開催しています。感謝祭では、劇団の方によるショーや毎年恒例のチーム対抗ミニゲームや抽選会など小さなお子様から大人まで楽しめるイベントが盛りだくさんあり、会場内は笑顔と笑い声でとても賑やかな雰囲気です。
    今後も当社グループは、住生活産業分野において地域密着による成長を目指す企業グループとして、地元地域との交流・地元地域への感謝の気持ちを忘れることなく、住みよいまちづくりや地域社会の豊かな発展に貢献していきます。

豊かな感性を
育む場を提供

家づくりを通じて広める「木育」
  • 「木にふれるだけ!木で遊ぶだけ!
    こんなにも、子どもの感性を育んでくれる木育!」

    木造住宅を作り続けて、木の持つ心地良さを住宅の建築で伝えるうち、「木育(もくいく)」に出会いました。ココロ健やかな暮らしと子育てに、木育はたくさんの豊かさを運んでくれます。

    木育という言葉は森林深い北海道で誕生しました。木への理解を深めるための学びを意味しています。子育て中のお父さん・お母さんの間で、知育や食育といった言葉はかなり浸透してきているようで、食育が食によって健やかな体を育むものなら、木育は木を子育てに取り入れることによって、子どものココロを豊かに育もうとするものを意味します。一番大切なのは「木に触れて楽しむこと」。楽しめるものは子どものココロに必ず届きます。
    人は幼い頃に木や草花などの自然に触れることで生きる知恵を学びます。「木育」は知育ではなく、子どものココロを豊かに育む「感性の教育」と言えます。

    私たちは住宅を建てるだけでなく、そこから始まる新しい暮らしの中で木にふれて子どもたちが豊かなココロで成長し、お父さん・お母さんのココロも豊かに暮らしていただきたいという想いをもって、この「感性の教育」を広めたいという願いから、各地で「木育ひろめ隊」という活動も行っています。
    木の良さを家づくりだけで広めるのではなく年数回木育イベントを開催し、木に触れる事と、木の良さを知る機会を設けています。

    杉や檜の無垢材を球状に加工して木枠の中に数千個入れた「木の玉プール」を自社で保有し、「木育ひろめ隊」の名称で、地域のイベント会場や幼稚園、公民館に運び、子供たちの遊び場として提供しています。
    これらの「木育ひろめ隊」の取り組みは林野庁の補助事業として、木材利用を促進する顕彰制度であるウッドデザイン賞を 2015 年に受賞しています。

日本で慣れ親しんだ「木」に物語を
  • 木にこだわる家づくりを提供している私たちは、大切な日本の木の文化を後世に残していきたいという思いから、木に親しむきっかけづくりとして、人の誕生月ごとの樹の物語を定めた「誕生木(たんじょうもく)」を発信しています。
    お客様に因んだ「誕生木」を住まいづくりの中で提案したり、「誕生木」の雑貨や家具を販売することで、木の良さを広めています。

    「誕生木」の一連の取り組みは「誕生木12の樹の物語」として、林野庁の補助事業として、木材利用を促進する顕彰制度であるウッドデザイン賞を2015年に受賞し、さらに受賞作品の中から選定される審査委員長賞も受賞しています。

教育・子育ての場にこそ
「木」のぬくもりを
  • ※施工実績:「のぞみ保育園」(兵庫県加古川市)
  • 日本の森林保全や地球温暖化防止による持続可能な社会の構築を背景に木造建築の役割が見直され、2010年10月に「公共建築物等における木材の利用の促進に関する法律(公共建築物等木材利用促進法)」が施工されました。それを契機に、住宅以外の中大規模建築物において構造体を木質系材料とする「木造化」や内装その他を木質系材料とする「木質化」といったニーズが高まっており、こうした動きは公共建築だけでなく、オフィスビルや商業建築など民間の建築物でも広まってきています。

    一般的に木は燃えやすいと考えられていますが、実は耐火性に優れており、260℃前後に達しなければ燃えません。さらに、木は何千年も生き続ける生命力を持ち、伐採後も育ってきた年数と同じだけ生きると言われています。製造された時点から劣化が始まる無機質な鉄やコンクリートに対して、木は伐採後も強度が維持されるだけでなく、軽く柔軟性が高いため、台風や地震などの災害に強い建物を造ることができ、2・3階建の福祉施設や医療施設、保育所、幼稚園などに中大規模木造建築は最適です。

    私たちは、兵庫県の播磨地域を中心に建築・不動産事業を手掛ける注文住宅の設計・施工会社として培った、「人」を中心に考えたきめ細かい設計と「木構造」を熟知した適切な構造設計により、使う人に優しく、耐久性やコストパフォーマンスに優れた中大規模木造建築を、教育・子育ての場に提供していきます。